自然と人間の共生をデザインする

吉村 晶子 (YOSHIMURA Akiko) 教授

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主な担当科目 

環境文化論,居住環境設計Ⅰ・Ⅱ,都市環境設計

専門分野

居住環境設計・空間計画・景観デザイン

研究テーマ

・ブータン王国伝統的住居集落の空間構成に関する研究
・生活空間の構成とデザイン,利用と体験,風景形成に関する研究
・地震倒壊家屋からの救助活動の訓練施設設計に関する研究

所属学会

日本建築学会・日本ブータン学会・日本造園学会・日本都市計画学会・土木学会・地域安全学会

主な研究業績

・吉村晶子,菅博嗣,永村裕子,石井匡志,井手勇人,タシ・ペンジョール,ウゲン・テンジン:ブータン王国シェムガン県トン集落の緑地ならびに植物の構成に関する研究.ブータン学研究1; pp.45-60, 2018.3
・磯野綾,吉村晶子,金子将大:ブータン王国パロ県の農村集落チュバ及びアツォにおける伝統住居の屋内平面空間構成に関する研究:各部屋の現地ゾンカ語呼称と用途に着目して.日本建築学会計画系論文集81(724); pp.1315-1324, 2016.6
・吉村晶子:風景論の展開:構造と反構造,形と場のゆらぎのダイナミズム.田路貴浩ほか編「日本風景史」所収,昭和堂,pp.379-423, 2015.2
・吉村晶子:風景の生成と身体化に関する類型論的研究.ランドスケープ研究(オンライン論文集)3; pp.51-60, 2011.1
・吉村晶子:原風景の生成に関する研究.ランドスケープ研究67(5); pp.731-736, 2004.3
・吉村晶子,宮里直也,関文夫,清水秀丸,小山真紀,佐藤史明:災害警備訓練施設の計画設計検討.警察庁「熊本地震における警察の救助活動に関する調査分析」所収,pp.202-217,2017.4
・吉村晶子,加古嘉信,佐藤史明:日本における瓦礫救助医療訓練施設に求められる要件に関する研究.地域安全学会論文集(9); pp.311-320, 2007.11

学生へのメッセージ

人間活動の舞台となる空間を設計するとき,寸法は単なる数字ではなく,また形は単なる直線や曲線の集まりではなく,その空間で人がどのような動作や行動をできるか・居心地がどのようなものになるかなどの意味を帯びたものとなります。また,場所には固有の歴史・文化があり,時間軸・空間軸上の文脈があります。場所の意味を丁寧に読み解き,そこで人はどのような活動や体験ができるかをよく考えながら空間を組み立てていくこと,またそれに必要な分析を深く丹念に行っていくことが今後ますます重要と考えています。

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