
For English URL…https://www.meijo-u.ac.jp/news/detail_30905.html
実施者 | 道正 泰弘(理工学部環境創造工学科 教授) |
タイトル | 韓国国立忠南大学校建築工学科における特別講演:研究能力を高めるための研究事例について |
団体・学会名 | 韓国国立忠南大学校 |
実施日 | 2024年12月19日 |
テーマ | 再生骨材コンクリート技術のカーボン削減と性能評価 |
研究内容・内容 | この度,本学協定校である韓国国立忠南大学校におきまして,建築工学科所属の大学院生(博士,修士)を対象とした特別講演を行いました。この特別講演は,2020年に本学とMOUを締結した際,交流内容に含まれており,今回は招待講演になっています。講演内容は,「再生骨材コンクリート技術のカーボン削減と性能評価」をテーマに,日本における再生骨材コンクリート技術について発表を行いました。世界的に水の次に消費されている物質であるコンクリートの資源循環は,環境影響に対し重要な課題です。特に,廃棄物管理等の環境問題を解決しなければ,地球の持続可能性(サステナビリティ)を実現できないとされています。 本講演は,膨大な発生量の産業廃棄物であるコンクリート塊や工業副産物である高炉スラグ微粉末の資源循環として,アルカリ活性材料や再生骨材コンクリートへの利用について,CO2の吸着と固定化,排出量削減とコンクリート性能評価の観点から,技術的な内容について発表を行いました。なお,講演資料※は下記に公開していますので参照して下さい。 ※講演資料:https://researchmap.jp/dosho/others/48906459参加者は教授1名(金圭庸教授),大学院生17名の合計18名でした。特別講演は,参加教員ならびに参加学生とコミュニケーションを取りながら進めました。コンクリート塊や高炉スラグ微粉末の資源循環とカーボンニュートラルは,参加者自身が自国の持続可能な発展に欠かせない重要な課題として捉えていることが伝わってきました。主催:忠南大学校建築工学科(建築材料施工工学研究室):https://concrete.cnu.ac.kr/concrete/index.do 忠南大学校建築工学科建築材料施工工学研究室は,韓国建築材料施工分野において第一人者である金武漢名誉教授(https://concrete.cnu.ac.kr/concrete/member/professor01.do)が1972年に設立した研究室です。現在は2代目の金圭庸教授,南正樹助教授が運営しています。 後援:韓国研究財団(NRF, BK21 team, Basic research laboratory team) |

